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グライドクロールのやり方を解説します

  • 執筆者の写真: TotalCareLaboratory 株式会社
    TotalCareLaboratory 株式会社
  • 2024年9月12日
  • 読了時間: 5分

グライドクロールは、クロールのドリル練習で、効率的な泳ぎを覚えるための練習です。

この練習は、無駄なエネルギーを使わずにスムーズに水中を移動するために必要です。

グライドクロールの基本的なやり方から、テクニックのポイント、よくある間違いとその修正方法について詳しく解説します。


1. グライドクロールの基本


  1. 体の位置を整える:泳ぐ際には、体が水面に対して水平になるようにします。体全体をまっすぐに保ち、リラックスして浮かび上がるようにします。

  2. 腕の動き:片方の腕を前に伸ばし、もう一方の腕を体側に寄せて水中でリラックスさせます。この状態で、伸ばした腕で水を押す動作を行い、体を前に進めます。腕を前に伸ばす際には、指先をしっかりと揃えて水を捉えやすくします。

  3. 呼吸とタイミング:息を吸うタイミングは、腕を引き下げるときと一致させるのが理想です。胸を開き、息を吸いながら水面に顔を出します。息を吐く際には、顔を水中に戻し、腕を前に伸ばしてグライドを続けます。

  4. 脚の動き:グライドクロールでは、脚の動きも重要です。脚をリラックスさせて揃え、微細なバタ足を行いながら水を推進力に変えます。バタ足は大きく動かさず、自然な動きで泳ぐことがポイントです。

  5. 体全体:体を水中でスムーズに動かすためには、全身の調和が必要です。腕の動き、呼吸、脚の動きが一体となって、無駄のない泳ぎを実現します。


2. グライドクロールのテクニックポイント

グライドクロールを効果的に行うためのテクニックポイントには、以下のようなものがあります:

  • 体の浮き上がり:体全体を水平に保つためには、体の前方部分(顔、胸、腹部)を少し下に、後方部分(脚)を水面近くに保つ必要があります。体が沈むと水の抵抗が増え、泳ぐ速度が落ちるため、体の浮き上がりを意識しましょう。

  • 腕のストローク:腕を前に伸ばすとき、手のひらを少し下に向けると、より多くの水を捉えやすくなります。また、腕を引き下げるときは、肘を少し曲げて、力を効率的に伝えるようにします。

  • 呼吸法:呼吸のタイミングが合わないと、泳ぎが乱れてしまいます。呼吸は、腕が引き下げる動作に合わせて行い、顔を水面に出すだけでなく、体全体の姿勢を維持しながら呼吸を行うようにしましょう。

  • 脚の動き:脚をリラックスさせることが大切ですが、完全に動かさないわけではありません。微細なバタ足で水の抵抗を減らし、前進する力を得るために、自然なリズムで足を動かすようにします。

  • リズムとテンポ:グライドクロールのリズムとテンポは、全体の泳ぎに大きな影響を与えます。一定のテンポで泳ぐことで、スムーズな動きが得られ、エネルギーの無駄を減らすことができます。


3. よくある間違いとその修正方法

グライドクロールを実践する際には、いくつかの一般的な間違いが見られます。これらの間違いを修正することで、より効果的な泳ぎが可能になります。

  • 体の沈み込み:体が沈んでしまうと、水の抵抗が増え、泳ぎが遅くなります。体を水平に保ち、浮き上がる意識を持ちましょう。背中を反らせることで、体を浮かせる感覚をつかむことができます。

  • 腕の動きが不自然:腕の動きがぎこちないと、水をうまく捉えられません。腕を前に伸ばすときは、自然にストレートに伸ばし、引き下げるときは肘を軽く曲げるようにします。鏡で自分の動きを確認すると、フォームの改善に役立ちます。

  • 呼吸のタイミングが合わない:呼吸のタイミングがずれると、フォームが崩れてしまいます。呼吸は、腕を引き下げる動作と連動させ、息を吸うタイミングを一定に保つようにしましょう。練習中に呼吸法に意識を集中することが大切です。

  • 脚の動きが不十分:脚をリラックスさせすぎると、推進力が不足します。バタ足を適度に行い、リズムよく脚を動かすことで、水の抵抗を減らし、前進する力を得るようにしましょう。

  • リズムの乱れ:リズムが乱れると、泳ぎがスムーズでなくなります。一定のテンポで泳ぐことを心がけ、リズムを整えることで、エネルギーの効率的な利用が可能になります。


4. グライドクロールの練習方法

グライドクロールのスキルを向上させるためには、以下の練習方法が効果的です:

  • ドリル練習:グライドクロールの基本動作を繰り返し練習するドリルを行います。腕の動き、体の浮き上がり、呼吸のタイミングを意識しながら、ドリルを繰り返し実践することで、スムーズな動きが身につきます。

  • ビデオ分析:自分の泳ぎをビデオで撮影し、フォームやテクニックを分析します。自分の動きを客観的に確認し、改善点を見つけることで、効果的な練習ができます。

  • フォームチェック:プールでの練習中に、コーチや仲間にフォームをチェックしてもらい、フィードバックを受けることが重要です。他人の目を通して、自分の泳ぎを客観的に把握しましょう。

  • 持続的な練習:グライドクロールのテクニックを習得するには、持続的な練習が必要です。短期間での練習だけでなく、長期的に取り組むことで、スムーズな泳ぎを実現します。


5. まとめ

グライドクロールは、クロール泳法において効率的な泳ぎを実現するための重要なテクニックです。体の位置を整え、腕や脚の動きを意識し、呼吸のタイミングを合わせることで、スムーズで無駄のない泳ぎが可能になります。よくある間違いを修正し、効果的な練習方法を取り入れることで、グライドクロールの技術を向上させることができます。実践を重ねながら、自分のフォームをチェックし、最適な泳ぎを目指しましょう。



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