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水泳初心者は定期的な指導を受けるとベスト

  • 執筆者の写真: TotalCareLaboratory 株式会社
    TotalCareLaboratory 株式会社
  • 2024年8月20日
  • 読了時間: 3分

はじめに

水泳を好きだと思う人は年々増えています。

新たに水泳を始めようという方も確実に増えています。

一方で、特に北海道では水の事故による死者が多いことが報告されています。

これは、北海道の夏が短く、室内プール施設や水泳指導者が不足しているためだと考えられています。

水泳初心者が多いと水難事故も増えることが原因だと考えられます。

水泳は他のスポーツと異なり、泳力が生命の危険と関わります。

水泳の初心者には自己防衛の知識と泳ぐ技術が特に大切です。

これまで多くの初心者指導に関する研究が行われてきました。

今回は初心者の定期的な指導による水泳技術などの変化についての研究を紹介したいと思います。

研究では定期的な水泳指導が初心者の泳力と意識にどのような影響を与えるかを調査し、より良い指導方法を見出すことを目指しました。


参考研究


調査方法

学生を対象に水泳の授業が行われました。

対象は水泳初心者で、25mを自由型泳法で泳ぎきれない学生33名でした。

授業では、初心者向けの指導を行い、特に安全教育や基本技術の向上に重点を置きました。さらに、水への恐怖心を和らげるための水慣れや、補助用具を使った呼吸法の練習などを取り入れました。

授業は週1回2時間、8週間にわたって実施され、最後には泳力検定も行われました。

初心者の水泳に対する意識の変化を調査するために、授業前と終了時にアンケートも実施しました。

これにより、学生の泳力や意識の変化を把握し、効果的な指導方法の基礎資料を作ることを目指しました。


結果

意識調査

初心者の水泳授業開始前と終了後の意識変化について調査しました。

授業前に「水泳が好き」と答えたのは5名、「嫌い」は10名でした。授業後は「好き」が6名に増え、「嫌い」は6名に減少しました。

水泳に対する肯定的な意識の変化の理由として、泳距離が伸びたり、自信がついたことが挙げられました。


泳距離測定

初心者の泳距離を授業開始から5週間にわたって測定しました。

最初の週では25mを完泳できる者はいませんでしたが、授業を進めるにつれて完泳者が増え、最終的にはほぼ全員が25mを完泳できるようになりました。

これには、水に慣れるための練習や早期の呼吸法指導が効果的であったと考えられます。

また、授業後には個別の練習課題が与えられ、さらなる改善が見られました。


TCLスイミングで実践

研究の結果を踏まえ、TCLスイミングでは、定期的な指導を受けやすくするために、月に一度、誰でも参加できる水泳練習会を開催しています。

いきなりパーソナルレッスンに申し込むのは不安だという方にも、気軽に参加できる練習会です。

リラックスした環境で、楽しみながら泳ぐことができるので、水泳を始めるきっかけとしても最適です。

ぜひ、私たちと一緒に定期的な指導を受けながら、水泳を始めてみませんか?


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福岡県福岡市博多区祗園町1-18

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